ミスター・ポーゴ選手死去

23日、脊柱管狭窄症で闘病生活を送っていた”極悪大魔王”ミスター・ポーゴ選手が逝去されたそうです。

腰の手術を受けた際に脳梗塞を発症し、別の病院に搬送されましたが、搬送先の病院で帰らぬ人になってしまいました。

私が初めて後楽園ホールでプロレス観戦をしたのが、当時FMWと人気を二分していたW★INGの興行でした。

メインイベントはポーゴvsジェイソン・ザ・テリブルの棺桶デスマッチ。棺桶デスマッチといえば、キン肉マンの作品の中でウォーズマンとラーメンマンが戦った形式。金網こそありませんでしたが、リング上に置かれた棺桶に相手を放り込んだら勝利するという試合形式。初めて生で観たデスマッチ団体ならではの怪しさとファンタジーに溢れた心地よい空間でした。

試合は悪の限りを尽くしたポーゴがジェイソンを棺桶に投げ込み、蓋の上から灯油をドボドボかけ出し、ポーゴも灯油を口に含み火炎放射による火炎葬を試みようとしたところへ、怪我で休養中の松永光弘選手が助っ人に入って火炎葬を防ぎました。怒ったポーゴが松永の足に容赦ないイス攻撃。二人の抗争の真っ只中の頃でした。

その年の8月にはポーゴは松永とファイヤーデスマッチでも戦いました。この試合も観に行きましたが、インベーダーと一緒に車で会場入りするポーゴが、車内でニコニコ笑いながら話している姿を観て親近感を感じたのを覚えています。

その後も幾度となくポーゴや松永を目当てにW★INGやFMWを観戦しました。最後に観戦したのはずいぶん前になりますが、大日本プロレスの横浜文体でWXと組んでマッドマン・ポンド、トゥータフ・トニー組と戦った時だったと記憶しています。

同伴の知人がポーゴ選手にツーショット写真を頼んで撮らせてもらった思い出が懐かしいです。

秋の大仁田の引退試合の際には、試合は無理でも来賓としてポーゴがおそらく招待されるだろうからその時に元気な姿を見せてくれたらいいなと思っていた矢先の出来事で非常にショックです。

稀代のヒール、日本人選手としては紛れもなく史上最凶の悪役レスラーだったポーゴ選手。安らかにお休みください。合掌。